1話-動き出した運命:悪霊
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(あらすじ)
| イリア。
イリニドの呪いを受け、捨てられた秘密の地。
空気さえ停滞していたここに、不穏な空気が流れ始める。
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悪霊
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ある日コール村の至る所から”闇”が溢れ始めた。
悪霊が出現する予兆を前に、夜間の警備を強化する住民。
そんな夜、突如として村の中心から闇が溢れ、巨大な悪霊が姿を現した。
悪霊の前に逃げ惑い、或いは倒れ伏す住民。
そんな村の窮地にミリアと”ワシの仮面の男”が駆け付ける。
ミリアは簡単に吹き飛ばされてしまうが、”ワシの仮面の男”は一撃で巨大な悪霊を消滅させた。
巨大な悪霊の消滅した場所で、主人公は一人呆然と立ち尽くしていた。
何と巨大な悪霊の正体は主人公だったのだ。
しかし悪霊の中から現れた主人公に住民は誰も気付かない。どうやら主人公は透明になっているようだった。
そこに”ワシの仮面の男”が近付いて主人公に向かって言った。
「俺の元に来い 俺の名はアクル コール村で待ってる」
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偉大なシャーマン?
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主人公はコール村の首長コウサイに呼び出される。
コール村を訪れた主人公に、コウサイは”あの日”を謝罪して誤解があったことを明かした。
住民の誤解は”ワシの仮面の男”シャーマンのアクルによって解かれたらしい。
アクルという人物はそれだけコール村の住民から信望を集めているようだった。
コウサイにアクルの居場所を教えてもらった主人公はヘルバ密林に向かった。
ヘルバ密林ではアクルとミリアが待っていた。
ミリアはアクルに弟子入りしたようで、アクルを”師匠”と呼んで呪術を習いたがっていた。
アクルは主人公を”ドラゴンの感応者”だと認識すると、主人公の状態がとても危険なことを忠告した。
今の主人公は普通に歩いているだけでも悪霊に取り憑かれてしまうらしい。
それを防ぐためにはアクルの持つお守りが必要だった。
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遺物を探して
| しかしアクルは肝心のお守りを持っていなかった。どうやら秘密遺跡に隠したまま忘れていたらしい。
主人公たちは一路カルー森の秘密遺跡に向かうが、遺跡はエルフとジャイアントに立ち入りを禁じられていた。
彼らを倒すことを渋ったアクルは、お守りをもう一つ作ることに決める。
勿論材料を集めるのは”ドラゴンの感応者”の仕事だった。
何処かのダンジョンで”正体不明の者”が言った。
「ご報告いたします。ようやく芽が吹きました。」
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黒尻尾マングースの白い尻尾
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最初の材料は”黒尻尾マングースの白い尻尾”。
主人公はミリアと共に黒尻尾マングースを狩り続けるが、”白い尻尾”は一本も見つからなかった…。
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白い尻尾の正体
| そこで主人公はベースキャンプのアレクシーナに助言を求めに行った。
アレクシーナによると、”白い尻尾”は貴重品で、黒い尻尾を脱色して作る”偽物の白い尻尾”が主流だという。
主人公はアレクシーナに脱色を手伝ってもらって”白い尻尾”を手に入れる。
持ち帰った”白尻尾”をアクルは訝しんだが、特に問題なく次の作業に移った。
何処かの雪原では、黒ローブと白ローブの男性が会話していた。
黒ローブは過去に犠牲となった女の子のことを後悔し、この業報を背負い続けることを誓った。
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石でありながら石でない物
| 次の材料は”石でありながら石でないアレ”。
主人公はアクルに透明化の呪術をかけてもらってシリエン生態保護地区に忍び込む。
生態保護地区はエルフ学者による調査が行われていたが、
主人公は爆発事故のどさくさに紛れて地面に落ちていた”アレ”を回収した。
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輝いていない宝石のような石
| 三番目の材料は”輝いていない宝石のような石”。
今回の目的地ヒルウェン鉱山は地下のため、透明化の呪術は使えないらしい。
簡単に見つかるもののようで、主人公は作業員がその辺に落として行った”石”を回収した。
主人公が戻るとアクルはいなかったが、残っていたミリアによると最後の材料はウルラ大陸の最上級大理石らしい。
主人公はバンホールの交易サポーターディゴに大理石の話を聞きに行く。
しかし突如目まいがすると、主人公は意識を失ってしまった。
コール村には再び巨大な悪霊が現れていた。
以前より強力になった悪霊の前に、コール村の住民は手も足も出なかった。
そこへアクルが駆け付ける。アクルは巨大な悪霊を叱りながら消滅させた。
巨大な悪霊の中からはやはり霊体化した主人公がでてくる。
アクルは、危険な状態だからお守り完成のために早く戻って来いと主人公に語りかけた。
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最後の材料
| 目を覚ました主人公はアクルたちの元に戻った。
最後の材料は”黒いサンライトハーブ”。
主人公はアクルにもらった探知機を頼りにロンガ砂漠のアリ地獄の中から”黒いサンライトハーブ”を手に入れた。
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最後の儀式
| 全ての材料が揃い、主人公たちはお守り作成の儀式のためにクルクレ地域ラッパへ向かう。
ミリアも同伴したがったがアクルに拒まれる。儀式は主人公とアクルの二人で行うことになった。
アクルはドラゴン模様の描かれた場所で儀式を始める。
しかし、突如ブラックドラゴン”ブラックドラゴン”と無数の”正体不明の者”が現れる。
アクルと因縁のあるブラックドラゴンは主人公たちを襲い、戦いは激戦を極める。
その最中、主人公はアクルから完成したお守り”聖物”とアクルが被っていた”ワシの仮面”を託され、その場から逃げ延びる。
アクルは一人ブラックドラゴンに向かっていき、大爆発を引き起こして死亡した。
丘の上では事の顛末を見届けた赤髪の黒騎士が立っていた。
| ・アクル
”ワシの仮面の男”。シャーマン。45歳。
特徴的なワシの仮面を被っているので素顔は見えない。
コール村の住民は皆アクルを崇めているようで、シャマラの誤解が解けたのもアクルがそう言ったからだという。
主人公の悪霊化を防ぐために”聖物”作りを手伝ってくれる。
しかし言っていることは適当で要領を得ず、更には重要な事を言い忘れていたりもするので、
アクルの言葉に主人公は最後まで振り回され続ける。最後には主人公もまともに相手をしなかった。
突如襲撃したブラックドラゴンに応戦するも大爆発を引き起こして死亡する。
死の間際に”聖物”を完成させて主人公に授けた。
”ワシの仮面”をミリアに託したが、最後まで素顔は見せなかった。
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| ・ミリア
呪術を教わるためアクルに弟子入りしていた。
アクルを”師匠”と呼ぶが、中々呪術を教えてもらえないようだ。
そのためか事ある毎に主人公に不満をぶつけている。
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| ・正体不明の者
同じ格好をした二刀流使いの仮面集団
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| ・ブラックドラゴン
巨大な黒い龍。小黒龍コッシュクラプターを従えている。
とても傲慢な性格。アクルとは因縁があるらしい。
”正体不明の者”を引き連れて儀式中のアクルたちを襲撃する。
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| ・???
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【まとめ】 1話-動き出した運命:悪霊
| ある日コール村を巨大な悪霊が襲った。
悪霊はアクルによって倒された。しかし悪霊の正体は操られた主人公だった。
アクルに呼び出された主人公は悪霊化防止用のお守りを作ることになった。
全ての材料を集め終えた主人公。
しかしお守り作りの最終段階で、儀式場をブラックドラゴンに襲撃されてしまう。
主人公を逃がしたアクルは、一人でブラックドラゴンと対峙し自爆して死亡した。
※クエスト「輝いていない宝石のような石」の補則と私的解釈
クエスト「輝いていない宝石のような石」で、ミリアは最後の材料を「海の向こうの最上級大理石」だと言った。
しかし本当の材料は”黒いサンライトハーブ”であり矛盾が生じる。
私的解釈の一つとして「この時に現れたミリアは偽者だった」説を推す。
本当の材料は全てイリア大陸で手に入るものだが、この誤った材料はウルラ大陸でしか手に入らないものである。
(ネタバレ→)後のエピソードでミリアが”聖物”を作成する描写があるが、この時の材料も全てイリア大陸で手に入った。
”黒いサンライトハーブ”を手に入れる描写もあったが、”大理石”の取得描写は結局存在しなかった。(←ネタバレ)
そして主人公はウルラ大陸に赴き、意識を失って悪霊と化してしまう。
敵側の目的が主人公を悪霊化することだったなら、偽者のミリアを用意してアクルから遠ざけたのも納得がいく。
(ネタバレ→)後のエピソードで実際に”正体不明の者”は偽者を用意して工作活動を行っている。
更に別のエピソードでは何故かイリア大陸に略奪団が敵として出現している。
略奪団と交易サポーターは関係が深い訳だが…これは流石に考え過ぎかもしれない。(←ネタバレ)
ただ別の解釈として「単にミリアがアクルに騙されただけ」、もしくは「ミリアがうろ覚えを主人公に伝えた」という説がある。
可能性は低いが「ミリアが意図的に偽の情報を主人公に教えた」という説もある。
作中ではこの時の状況について詳しく触れないため真相は不明。
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2話-帰ってきた英雄:罠
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(あらすじ)
| クルクレで出会った最強のシャーマン、アクル。
アクルは悪霊を退治しなければならないと言い、ミリアとともに遺物を作らせる。
ようやく遺物が完成すると思ったその矢先に、巨大なブラックドラゴンが現れるが…。
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カルー森のダンジョンではシャマラが黒き龍騎士に囚われていた。
シャマラは自身が持つ強い力のお陰で生き延びていた。
しかしこの場所は影に隠れた場所、出入りが難しく助けは期待できないという。
そして黒き龍騎士はシャマラに師匠アクルの死を告げた。
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再び遺跡へ
| 主人公から”ワシの仮面”を手渡されたミリアは動揺し、アクルを見捨てた主人公に激怒した。
暫くしてもミリアはアクルの死が信じられず、ミリアはアクルを探しに行くことを決める。
それを止める主人公の同行を拒むミリアだったが、ミリアの望む通り行動することを条件に主人公の同行を許した。
まず、ミリアと主人公はエルフとジャイアントに封鎖された秘密遺跡に向かった。
しかし相変わらず遺跡は封鎖されていて中には入れなかった。
その時、どこからともなくフクロウが飛んできて、アクルからの手紙を落としていった。
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アクルの手紙
| 手紙で呼び出されたミリアと主人公は手紙に書かれた場所に向かう。
しかしそこにあった古びた郵便箱を調べると、周囲を悪霊に囲まれてしまう。
悪霊を退治する二人だったが、主人公は怪しげな人物がいることに気付く。
主人公はミリアを一人置いて怪しげな人物を追いかけた。
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再び悪霊になり
| しかし怪しげな人物の正体は”正体不明の者”だった。
”正体不明の者”は振り向き様に邪眼の呪術を使い、主人公は意識を失ってしまった。
気が付くと主人公は悪霊エリザベスになっていた。
奇怪な幻聴に導かれ、悪霊エリザベスは秘密遺跡のエルフとジャイアントを一掃してしまう。
そこに”ワシの仮面”を携えたミリアが駆け付ける。
悪霊エリザベスはミリアを襲おうとするが、ミリアは呪術で悪霊エリザベスを消滅させた。
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遺跡の中へ
| 主人公はミリアの元に戻った。ミリアは主人公を捜し回っていたようだった。
主人公がいない間に秘密遺跡は悪霊に襲われ、警備中のジャイアントとエルフは全員殺されてしまっていた。
ミリアは悲しむが、逆にチャンスと捉えて主人公と共に遺跡の中に入っていった。
黒き龍騎士はシャマラをコールの黒ヒョウだと見抜き、シャマラの命懸けの戦いを否定した。
その言葉に、今まで黙っていたシャマラは反論した。
「それはあんただって一緒よ。ガルル…」
主人公とミリアは秘密遺跡最深部で”クルクレの心臓”を発見する。
そこに突如ブラックドラゴンが出現し、これは不死の主人公を閉じ込める罠だと明かした。
床が崩れ、主人公とミリアは深淵に落ちていった。
ダンジョンに倒れたミリアは、現れた赤髪黒ローブの男に抱き上げられ、何処かに連れられていった。
黒き龍騎士はシャマラの前で兜を外した。その髪色は赤だった。
ダンジョンの入口で目を覚ました主人公は再び最深部を目指した。
最深部に到達した主人公は、檻に閉じ込められたシャマラを発見する。
シャマラはヘビに変身して檻から脱出し、黒ヒョウに変身して主人公を背に乗せるとダンジョンから脱出した。
| ・ミリア
アクルを見殺しにした主人公との関係が悪化する。
それでも渋々条件付きで主人公の同行を許可した。
秘密遺跡内で罠にかかり、何者かに連れ去られる。
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| ・正体不明の者
アクルの名を騙って手紙を出し、主人公を罠にはめた。
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| ・ブラックドラゴン
アクルとの戦闘で生き延びていた。
傲慢で口が軽い。
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| ・黒き龍騎士
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| ・シャマラ
カルー森のダンジョンに囚われていたが、主人公が”聖物”を持ってきたことで檻から脱出に成功。
そのまま主人公と共に影に隠れた場所から脱出した。
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【まとめ】 2話-帰ってきた英雄:罠
| ミリアはアクルの死を受け入れられず、一人でアクルを探す旅に出ようとする。
それに主人公は食い下がり、ミリアは仕方なく絶対服従を条件に主人公の同行を許可する。
警備が手薄になったことを幸いに秘密遺跡に侵入を試みたミリアと主人公。
しかし秘密遺跡の最深部にはブラックドラゴンの罠があり、ミリアと主人公は奈落に落ちてしまう。
ミリアと離ればなれに落ちた先で、主人公は檻に捕らえられたシャマラを発見する。
そしてシャマラと主人公は”聖物”の力で奈落からの脱出に成功した。
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3話-目覚めた悪夢:追跡
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(あらすじ)
| アクルの最期を耳にして動揺を隠しきれないミリア。
だが刻々と危機が迫り来る状況でひたすら待つ事はできなかった。
一方、カルー森の遺跡に閉じ込められていたシャマラは脱出を敢行するが…。
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ミリアを捜して
| 脱出に成功したシャマラは主人公に感謝した。
その時、突然主人公は強い目まいに襲われ意識を失ってしまう。
そこにはミリアと黒ローブを着込んだルエリがいた。二人はバレスの鉱山へと向かって行った。
意識を取り戻した主人公は、ミリアを探すためにバレスの鉱山に向かうことを提案する。
勘だという主人公を信用したシャマラは勘に頼るのも悪くないといい、二人はバレスのヒルウェン鉱山に向かった。
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ヒルウェン鉱山へ
| ヒルウェン鉱山はオーガによって封鎖されていた。
悪い予感がしたシャマラは、主人公にオーガの注意を引き付けるよう頼むとネズミに変身して鉱山に潜入した。
そしてシャマラは鉱山の中に大量にいるオーガたちを目撃した。
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バレスへ
| この事を知らせるため、二人はバレス村に向かった。
しかしバレス村では既にヒルウェン鉱山が奪われた話は広まっていた。
キリネ女王によると、数日前に巨大な白いドラゴンの襲撃で村が陥落寸前に陥り、
突然撤退したかと思うと既にヒルウェン鉱山は奪われていたらしい。
鉱山奪還作戦の準備が進められていて、主人公たちもこれに加わることになった。
奪還作戦が始まり、ジャイアント軍は次々とオーガたちを倒していった。
そして鉱山深部へ侵攻しようとしていた最中、突然巨大な地響きが起こる。
慌てて外に出てみると、そこには巨大な白いドラゴンが出現していた。
巨大な白いドラゴンは自身を”ラングヒリス”と名乗り、ジャイアントたちに攻撃を仕掛ける。
ジャイアントの王クリューグは苦渋の表情で主人公に学者の護衛を頼み、ラングヒリスとの戦いに赴いていった。
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バレスで
| クリューグ王は負傷しつつも撤退するが、ラングヒリスは休む間もなくバレスに進撃する。
主人公とシャマラはジャイアント軍に加勢するが、ジャイアント軍は劣勢だった。
ラングヒリスはジャイアントの弱さに嘆き、自身を満足させる者を求めた。
その言葉に呼応して主人公はラングヒリスの前に立つが、突如現れた”正体不明の者”の邪眼の呪術で主人公は倒れてしまう。
これに激怒したラングヒリスは正体不明の者”クェーサル”に何の真似だ!!!と怒鳴った。
シャマラは主人公の元に駆け寄るが、主人公は意識を失ってしまった。
コンヌース砂漠のオアシスにはミリアとルエリがいた。
ミリアは”紫に光る宝石のような場所”のことをルエリに話し、二人は和やかに笑い合っていた。
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シリエン生態保護地区へ
| 主人公は王の家で目を覚まし、キリネ女王に意識を失った後のことを聞いた。
ラングヒリスの侵攻は主人公や戦士の活躍で食い止められたが、クリューグ王は傷を負って休んでいるようだ。
主人公はシャマラと合流し、話を聞く。
ラングヒリスは興が冷めたと言って立ち去り、バレス村は難を逃れたそうだった。
ジャイアントたちにはもう戦う力は残っていなかった。
シャマラによるとクェーサルの呪術”赤い瞳の邪眼”は主人公を悪霊に化けさせる力があるという。
”赤い瞳の力”を防ぐためにも、師匠の”聖物”を完成させる必要があった。
主人公は思い当たる節があるのでシリエン生態保護地区に行こうと提案し、シャマラはこれを快諾した。
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シリエン生態保護地区で
| 生態保護地区のエルフに話を聞くと、”赤毛の男女”は昨日ここに来ていたらしい。
その時、魔族に侵入されたという伝令が入り、生態保護地区は魔族に囲まれてしまっていた。
主人公はエルフと共闘して魔族を倒し続けるが、そこにブラックドラゴンが出現する。
ブラックドラゴンは主人公が脱出していたことに驚くが、次は無いと主人公に襲い掛かってくる。
苦戦する主人公たちだったが、そこに秘密転送装置の準備が完了したという一報が入る。
主人公たちは魔法学者に付いていって秘密転送装置でその場から脱出した。
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フィリアで
| 主人公たちは何とか無事にフィリアに帰還した。
主人公は魔法学者に感謝されるが、生態保護地区は魔族に完全に占領されてしまっていた。
そこにエルフのメイク隊長が歩いてきて、奪還作戦の準備があるのでお引き取り下さいと言われる。
主人公はシャマラに促されてオアシスに向かうことにした。
オアシスに到着すると、主人公はシャマラに”ルエリとミリアの夢”を打ち明けた。
シャマラはそれは偶然ではないと言い、ゴールドドラゴンが今起きてる事を防ぐために見せているのではないかと推測した。
シャマラはミリアの行方を知るためにも夢を見る必要があると言い、主人公に睡眠薬を渡す。
主人公は睡眠薬を飲んで瞳を閉じた。
ルエリとミリアはムユ砂漠で”白い尻尾”を探していたが、幾ら黒尻尾マングースを狩っても”白い尻尾”は手に入らなかった。
ルエリは騙されているのではないか?とミリアを疑うが、ミリアが否定するとルエリも追求はしなかった。
ルエリが自分に時間がないことを明かすと、ミリアは”白い尻尾”を一時諦め、二人はオアシスへと向かった。
生態保護地区でブラックドラゴンが襲撃した場面。
主人公たちは鉱山の奥に逃げ込み、ブラックドラゴンはそれを追おうとする。
しかしそこに黒仮面が現れ、ブラックドラゴン・バーフェルセパルの侵攻を押し留めた。
バーフェルセパルは黒仮面に従い、別の任務へと向かった。
| ・シャマラ
アクルの弟子。アクルを”師匠”と呼ぶ。
主人公と行動を共にしてミリアを探している。
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| ・ラングヒリス
巨大な白い龍、ホワイトドラゴン。
雪原虐殺者、そして赤と青のブレイドワイバーンを従えている。
ヒルウェン鉱山を奪うためにバレス村を襲った。
しかし主人公との戦いをクェーサルに邪魔され、興が冷めたと言って去っていった。
常に強者との戦いを望んでいる。
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| ・クェーサル
”正体不明の者 ”たちの名。
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| ・メイク
主人公に対して高圧的な態度で接した。
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| ・ルエリ
髭を生やし老け込んだルエリ。
ダンジョンに倒れていたミリアを助け出し、今はミリアに付き従って行動している。
主人公はまだこの人物をルエリだとは判っていない。
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| ・ミリア
ルエリに助けられ、以後ルエリと行動を共にしている。
”聖物”を作るための材料を集めている。
シャマラの妹弟子に当たるが、ミリアはそれを知らない。
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| ・黒仮面
ブラックドラゴン・バーフェルセパルに指示を出した謎の人物。
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【まとめ】 3話-目覚めた悪夢:追跡
| バレス村に向かったシャマラたちは、バレス村がホワイトドラゴンに襲撃されたことを知って鉱山奪還作戦に協力した。
しかし鉱山で再びホワイトドラゴンの襲撃に遭い、バレス村までの撤退を余儀なくされる。
バレス村でホワイトドラゴンは主人公との対決を望んだが、水を差されたことで侵攻を止め、何処かへ飛び去っていった。
フィリアに向かったシャマラたちは、そこで生態保護地区を侵攻する魔族に出くわす。
シャマラたちは秘密転送装置で脱出に成功するが、生態保護地区は魔族に占領されてしまった。
オアシスで主人公は次の目的地を知るために”夢”を見ようとする。
夢の中ではミリアとルエリが材料を求めオアシスへ向かう姿が映し出されていた。
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4話-シャーマンの修練:儀式
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(あらすじ)
| イリニドの力が弱まるにつれ、イリアでは激しい変化が現れる。
エルフとジャイアントの本拠地に新しい鉱山が発見されたのもその変化の一つ。
だが、そこにも暗い影の手が届く…。
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ピシスの雪原では黒き龍騎士と黒仮面が話し込んでいた。
そこにクェーサルが現れ、シャーマンの頭アクルを片付けたこと、ドラゴンの封印のほとんどを解除したことを報告した。
黒仮面はまだ計画に支障が出るとして、シャーマンの聖地を発見して彼らを確実に除去するようクェーサルに命じた。
クェーサルはクェーサルたちを引き連れ、シャーマンの聖地を探しに行った。
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夢の中で見たミリアを捜して
| シャマラに夢の内容を聞かれ、主人公はムユ砂漠のミリアが見えたことを伝えた。
シャマラは夢で見たことは既に起こった事に違いないと言ってアリ地獄の出口に先回りすることを提案した。
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ミリアとシャマラ
| シャマラはアリ地獄の出口で出会ったミリアに一方的に怒鳴りつけられた。
ミリアは誰の言葉にも耳を貸さず荒れ狂うばかりだったが、やがてシャマラに決闘を申し込む。
主人公の静止も聞かず、二人は決闘を始めてしまう。
決闘はすぐに決着し、シャマラの両斧がミリアを打ち負かした。
シャマラはミリアに未熟さを指摘するが、ミリアは頑なにシャマラを拒絶する。
その時、今度は周囲を大量の悪霊と”正体不明の者”が囲み込んだ。
一旦休戦してシャマラ共に悪霊を倒したミリアは、少し頭を冷やしたいと言ってその場を離れた。
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シャーマンの村へ
| やがてミリアは再び荒れ狂いだし悪霊をシャマラの仕業だと決めつけるが、
シャマラはそれを否定して師匠を攻撃したドラゴンの一味だと諭した。
ミリアは主人公への怒りも混ざり合って動揺していたが、
シャマラがシャーマンの聖地で修練することを提案すると、ミリアは訝しがりながらもシャマラに従うことにした。
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聖地の人々
| 三人は筏で川を下りエルケ滝に着いた。
そこは選ばれた者しか入れない隔絶された空間で、多くのシャーマンが修練を行っていた。
そこでミリアはアクルと似た仮面を被る男に出会うが、その男はデモデという別のシャーマンだった。
シャマラはデモデに嫌われている様子だったが、ミリアがアクルの弟子であることを打ち明けて修練をさせてほしいと頼み込む。
ミリアがアクルから託された”ワシの仮面”を見せるとデモデは驚き困惑するが、やがて手練を手伝うことを約束した。
デモデによると、修練を受けるには憎悪と憤怒を捨て、恐怖を忘れる根気強さが必要だという。
ミリアは渡された水を飲み、試験を受けることになった。
ミリアは静寂に包まれた場所に一人立っていた。
そこに突然笑い声が響き、巨大な黒い龍ブラックドラゴンが現れた。
ミリアは慌てふためくが、そこにどこからともなくアクルの声が響く。
アクルによると、これは持っている感情全てを捨てなければいけない試験だという。
ミリアは憎悪の化身であるブラックドラゴンと対峙した。
やがてブラックドラゴンが消えると、辺りは再び静寂に包まれた。
すると今度は唸り声と共にシャマラが現れ、シャマラはミリアを罵倒し続けた。
ミリアは憤怒の化身であるシャマラと対峙した。
やがてシャマラが消え、静寂の中にアクルの声が響いた。
アクルは試験が終わったことを告げるが、突然ミリアを罵倒し始めた。
混乱するミリアの前に恐怖の化身であるアクルが姿を現した。
やがて全てが消え、何の音もしない空間でミリアは一人涙を流していた。
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拒絶、そして失われた知識
| シャーマンの聖地ではデモデとシャーマンたちが戸惑っていた。
ミリアの力は非常に強力で、聖地のシャーマンでは手に負えないという。
そこに狂ったシャーマンレラクが現れ、自分が呪術を教えると言い出す。
デモデは好きにしろと言って投げ出し、デモデの態度にミリアは激怒した。
しかしデモデが呪術を使えることを知ると、ミリアはレラクに教えを請うことにする。
その時、突然レラクの軽い口調が変わり、レラクは厳かな口調で話し出した。
レラクはミリアの”聖物”作りが最終段階であることを見抜き、ミリアは驚きつつも”白尻尾”のみだと明かした。
するとレラクは突然、嘘だ!と叫ぶと、それはアクルが困らせるためだけに言ったことだと指摘した。
ミリアはアクルを侮辱されて怒るがレラクは全く意に介さず、
淘汰される存在の”白尻尾”ではなく、最も立派な”黒尻尾”を手に入れてくるよう命じた。
ミリアの代わりに、主人公とシャマラは大きくて美しい黒尻尾マングースから尻尾を手に入れた。
シドスネッター北の平原で出会うルエリとタルラーク。
タルラークは驚きの事実があるとルエリに伝える。
何かを伝え、旅立って行くルエリ。
ルエリは、それで満足できるのか?まだ足りないのか?とタルラークに問いかける。
そこには黒き龍騎士の姿があった。
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聖物の完成
| 主人公たちは”黒尻尾”をシャーマンの聖地に持ち帰った。
レラクは軽い口調で喋りながら”黒尻尾”を撫で回すと、やはり突然厳かな口調で準備が整ったことを告げる。
レラクによると、儀式を行うドラゴン模様の描かれた場所には怪しげな奴が大勢いるという。
アクルの二の舞にならないよう徹底的に準備するため、主人公はジャイアントとエルフに援軍を求めに行った。
主人公はバレス村でジャイアントのダウラに援軍を要請したが、確答はできないと渋られてしまう。
フィリアのメイク隊長にも援軍を要請したが、我々には関係ない話しだと一蹴されてしまう。
このことをドラゴン模様で待機していたレラクに伝えると、本当にエルフとジャイアントを手伝ったのか?疑われてしまった。
厳かな口調のレラクは儀式を始めようとするが、突然口調が戻ると滝の方へ逃げていってしまう。
そして次の瞬間、大量のドラゴンとクェーサルたちが出現し、主人公たちを襲い始めた。
しかしそのタイミングでジャイアント兵とエルフ兵が駆け付ける。
メイクはため息を吐くだけだったが、ダウラはこんな大事な戦いに参加せずにはいられないと言った。
ジャイアント軍とエルフ軍がドラゴンの軍勢を押し留めている間、ミリアは聖物の儀式を進めた。
そして全ての行程が完了した時、遂にミリアは”聖物”の作成に成功した。
”聖物”の完成と共にドラゴンの軍勢は退却し、”聖物”を譲り受けた主人公は邪眼に封印されていた力を取り戻した。
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奪還計画
| 主人公たちはシャーマンの聖地に帰還した。
そこで主人公はダウラとメイクに別々にそれぞれの奪還作戦を手伝ってくれと頼まれる。
ミリアは師匠の仇に会えるなら必ず行くと宣言する。
シャマラは聖地に残るようだったが、主人公はシャマラに心配しないで行ってみろと言われた。
そしてレラクはいつも通りだった。
ピシス雪原の黒仮面と黒き龍騎士の元にクェーサルが帰還した。
クェーサルは主人公たちの遺物完成と、シャーマンの聖地を特定したことを報告した。
黒仮面は主力部隊による計画遂行を了承する。
そこにバーフェルセパルが現れ、自分も計画に荷担すると宣言する。
黒仮面はバーフェルセパルの申し出を了承した。
| ・ミリア
主人公とシャマラと敵対するが、シャマラの説得でシャーマンの聖地へ向かう。
しかしミリアの持つ力は強大すぎて聖地のシャーマンでは手に負えなかった。
狂人レラクに教えを請い、困難を乗り越え”聖物”を完成させることに成功する。
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| ・レラク
狂人になったシャーマン。
元は才能のあるシャーマンだったが、神を迎えようとして失敗し正気を失った。
しかし時折厳かな口調となってまともな会話をするようになる。
アクルをやぶシャーマンだと言ってその度にミリアを怒らせている。
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| ・シャマラ
ミリアと再会し敵対されてしまうが、ミリアを説得してシャーマンの聖地へ向かわせた。
人付き合いが悪く、デモデにも嫌われている。
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| ・デモデ
”サルの仮面”を被った男、聖地の統率者。
常にアクルを見習うため、アクルから授かった仮面を被っている。
その力はアクルには到底及ばず、ミリアの才能を前に匙を投げた。
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| ・ダウラ
・メイク
一時は援軍を渋ったが、それぞれが土壇場で応援に駆け付けた。
その見返りとして主人公にそれぞれの奪還作戦の手伝いを頼んだ。
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| ・黒仮面
クェーサルたちの統率者。
黒き龍騎士、ブラックドラゴン・バーフェルセパルなどを束ねる中心人物。
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【まとめ】 4話-シャーマンの修練:儀式
| 主人公たちはアリ地獄の出口に先回りしてミリアと遭遇するが、ミリアはシャマラを敵と認識していた。
しかし悪霊の襲撃で冷静になると、ミリアはシャマラの提案に乗りシャーマンの聖地に向かうことにする。
聖地でミリアは試練を受けるが、聖地のシャーマンの手には負えず、ミリアの修行は狂人レラクに委ねられる。
レラクはミリアに”聖物”作成の正しい材料を示し、再び”聖物”の材料は全て揃う。
しかし最後の儀式の最中、ミリアたちはまたしてもドラゴンの襲撃を受けてしまう。
これを駆け付けたエルフとジャイアントの連合軍が撃退し、遂に”聖物”は完成する。
聖地に帰還した主人公は、エルフとジャイアントに見返りとしてそれぞれの奪還作戦への協力を約束した。
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5話-古代の遺産:逆襲
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(あらすじ)
| 再会したミリア。
彼女のそばにいたルエリの姿は既に見えなくなっていた。
ミリアはシャマラの事を嫌うが、呪術を学ぶために仕方なく彼女に導かれシャーマンの村に向かう…。
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フィリアの広場では生態保護地区奪還作戦に参加するミレシアンが募集されていた。
募集チラシに集まるミレシアン。その中に特徴的な三人組のミレシアンがいた。
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シリエン生態保護地区奪還へ
| 主人公はシャマラに別れを告げ、メイクとミリアと共に生態保護地区へ向かった。
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シリエン生態保護地区奪還
| 生態保護地区前で主人公はカスタネアに参加協力を感謝される。
奪還作戦に参加するのは主人公とミリア、ミレシアンたち、そしてエルフの軍勢だった。
カスタネアの演説と共に奪還作戦は開始され、主人公たちは悪霊を倒して生態保護地区の奪還に成功する。
ドラゴンのような大物がいなかったことが不可解だったが、主人公とミリアはヒルウェン鉱山の奪還作戦の方に向かった。
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いざ、バレスへ
| ヒルウェン鉱山前で主人公はクリューグに参加協力を感謝される。
奪還作戦に参加するのはやはり主人公とミリア、ミレシアンたち、そしてジャイアントの軍勢だった。
そしてクリューグの演説と共に奪還作戦は開始され、主人公たちはる略奪団の群れを退け鉱山の奪還に成功する。
クリューグは呆気なく勝利したことに違和感を感じるが、一先ず主人公の勝利の報に感謝をした。
作戦終了後、主人公はにミリアに顔の広さを羨ましがられた。
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ザルディンへ進撃
| ミリアは敵の多さを目の当たりにして主人公と二人だけで復讐を果たすのは難しいと考えた。
そして顔の広い主人公にエルフとジャイアントの協力を仰ぐよう命令した。
ダウラとメイクは提案を受け、主人公が最前線で戦うならという条件付きで承諾した。
主人公はミリアの元へ朗報を持ち帰り、二人は合流地点のイリニドの結界に向かった。
しかしイリニドの結界の前では、既にラングヒリス軍とエルフ・ジャイアント連合軍の戦いが始まっていた。
遅れて到着した主人公も神の力を解放しブリューナクを携えて戦いに参戦する。そんな主人公にラングヒリスは興味を持つ。
ラングヒリスは主人公と真面目に一戦交えてみたいと言ったが、
今はそんな場合ではないと言い残すとクェーサルの静止も振り切って空高く飛び去っていった。
ダウラはラングヒリスに鉢合わせたことを思わぬ収穫だと言い、敵の本拠地を探るためザルディンに進軍することを決めた。
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ザルディン探索開始
| 調査隊を派遣した結果、ラスパ火山マナトンネルの痕跡まで進むことになる。
生態保護地区ではクェーサルの心臓による工作が行われていた。
クェーサルはエルフの諜報員を始末して入れ替わり、生態保護地区内で大学者を始末し替え玉とすり替えた。
替え玉は古文書を解読したと言い、偽の予言をエルフ学者たちに信じ込ませた。
「やがてミレシアンは怪物となり、楽園はミレシアンのものとなるだろう」
ラスパ火山マナトンネルまで移動したダウラたちだったが、敵の痕跡は全く見つからなかった。
ダウラは山のもう少し上まで登ることを決めた。
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最後の一撃に向けて
| しかしその最中、ミリアの話によってエルフがずっと付いて来ていたことが判明する。
ダウラとメイクは対峙し険悪な雰囲気が漂うが、ミレシアンの仲裁でメイクは渋々従うことになった。
シャーマンの聖地は大量の悪霊に襲われていた。
レラクとシャマラは悪霊を蹴散らすが、そこにブラックドラゴン・バーフェルセパルが飛来する。
小さな黒龍が召喚され、再び混戦となった。
ミリアはアクルと別れた時のような不安感を抱いていた。
そこにエルフの伝令が駆け付け、エルフ・ジャイアント連合軍が間もなく敵と交戦するという一報が入る。
主人公たちは伝令に案内され本隊と合流した。
主人公、ミリア、ミレシアンたち、そしてエルフ軍とジャイアント軍。
対するは悪霊の群れ、ドラゴン軍、オーガ軍、そしてクェーサル軍。両陣営は戦闘状態に入っていた。
その最中、突如両陣営の間に大量の火柱が吹き上がり、黒仮面と黒き龍騎士が現れた。
黒仮面は主人公に、エリンを真の楽園にするために犠牲になってくれないか?と聞いた。
ミレシアンはトゥアハデダナンとは違って死んでも戻れる場所がある。
主人公が神の力と共に犠牲になってくれれば全ての人が幸せになれる。というのが黒仮面の主張だった。
しかし主人公は頷かなかった。
黒仮面は憤慨すると、神の力と全てを救える力を羨み、失うものが何も無いのに何一つ諦めない主人公に激怒する。
そして黒仮面はエリンの皆のため人間であることを諦めると宣言した。
黒仮面とクェーサルたちは一斉に邪眼の呪術を発動した。
ミレシアンたちは一斉に苦しみだし、次々と悪霊の姿に変わって味方を襲い始めた。
ただ一人残った主人公はその場に崩れ落ち、主人公の前には黒き龍騎士が歩み出た。
| ・黒仮面
主人公に神の力とその命を犠牲にエリンを真の楽園にするよう頼んだ。
しかし主人公に拒まれると全てを持つ主人公に激怒し、邪眼の呪術でミレシアンたちを悪霊に変えた。
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| ・クェーサルの心臓
黒仮面に従うクェーサルの軍団長。
クェーサルを生態保護地区に潜入させ予言を改竄した。
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| ・ラングヒリス
巨大な白い龍、ホワイトドラゴン。
イリニドの結界前で主人公と交戦するが、クェーサルの静止を振り切って何処かへ飛び去っていった。
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| ・バーフェルセパル
巨大な黒い龍、ブラックドラゴン。
悪霊を率いてシャーマンの聖地を襲撃した。
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| ・ダウラ
シリエン鉱山奪還協力の礼にミリアの復讐を手伝う。
バレスを襲撃したラングヒリスには並々ならぬ思いがあり、
結界前でラングヒリスと遭遇してからは調査隊の先頭に立ってザルティン調査を行った。
メイクとは顔を合わせる度に喧嘩になる。
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| ・メイク
生態保護地区奪還協力の礼にミリアの復讐を手伝う。
調査隊の後をつけていたが口喧嘩の末に調査隊に合流する。
ダウラとは顔を合わせる度に喧嘩になる。
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| ・ミリア
いつの間にか主人公を仇討ちの協力者に加えていた。
当然のように主人公を利用しエルフとジャイアントを仲間に加える。
シャーマンの聖地が襲われた時にはその予兆を不安感として感じていた。
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| ・三人組のミレシアン
特徴的な三人パーティのミレシアン。
戦闘力が53万だったり左手のみで戦ったりどこかで聞いたような台詞がちらほら。
各地の戦闘で大活躍するが、ザルティンで邪眼の呪術を受け悪霊化する。
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【まとめ】 5話-古代の遺産:逆襲
| 主人公とミリアはエルフ・ジャイアントのそれぞれの奪還作戦に協力し、奪還作戦は見事に成功した。
そしてエルフとジャイアントにもミリアの復讐に協力してもらうことになる。
イリニドの結界前でホワイトドラゴンと交戦した連合軍は、敵の本拠地を探るためザルティン探索を開始する。
そして遂に黒仮面、黒き龍騎士らが率いる敵の本陣と対面する。
しかし黒仮面たちが一斉に呪術を発動させると、連合軍のミレシアンは次々と悪霊化して同士討ちが始まってしまった。
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6話-悪霊の波:真実
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(あらすじ)
| 魔族に古代の遺産を奪われたエルフとジャイアントは復讐の日を待ち構えていた。
ちょうど鉱山の防御も弱まった状態。
予想より容易に鉱山を奪還するも、ミレシアンの秘密が明かされるとともに戦局が逆転するが…。
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| ミレシアンの悪霊化が切欠でエルフ・ジャイアント連合軍は大混乱に陥った。
ダウラとメイクは退却を指示し、戸惑うミリアを連れて後方に下がった。
主人公はその場を動くことができず黒き龍騎士たちに囲まれるが、”聖物”の力で再び自由を取り戻した。
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ミレシアンの危機
| 主人公に正体を明かし、黒き龍騎士・ルエリは主人公に襲い掛かった。
主人公はルエリの猛攻の前に持ち堪えることができず、遂に地面に倒れ伏した。
腐れ縁を断ち切るため、失ったもの全てを取り戻すため、ルエリは主人公にトドメを刺そうとする。
しかしその時、突如”聖物”がルエリの闇の力に反応し、”聖物”は大爆発を巻き起こした。
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状況に注視せよ
| 主人公は爆発に乗じて帰還する。しかし何故か主人公の姿は誰にも見えなくなっていた。
仕方がないので主人公エルフやジャイアントの話を盗み聞いた。
拾った話をまとめると、突然白い発光と共に悪霊が全て消え、光源のミレシアンは黒き龍騎士と共に消えたという。
メイクは撤退を提言、ダウラは攻撃をすると言い張り、二人は口論になっていた。
そこにミリアが仲裁に入ると、ここで引き下がっても被害が大きくなるとして、今の隙を突いて攻撃するよう二人に言った。
若き日のルエリはシャーマンの聖地に侵入して”聖物”を作れる女性を要求していた。
しかしシャーマンたちは頑なに引き渡しを拒む。
ルエリは聖地のシャーマンたちを問答無用で皆殺しにした。
聖地から脱出した夫婦はメイズ平原まで逃げ延びる。
しかしルエリの追撃はすぐそこまで迫っていた。
女性は赤ん坊とネックレスを託し、兄を頼るように言って男性をその場から逃がした。
男性は走り出し、その後方からは大きな爆発音が響き渡った。
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倒れたミレシアン
| エルフ兵たちは倒れていたミレシアンたちを一先ず回収してきていた。
エルフ兵たちは、ミレシアンが悪霊なのか悪霊のせいでミレシアンが倒れたのかで話し合っていた。
ミリアは父の仇がミレシアンかもしれないことに戸惑うも、絶対にないと呟いてポケットの何かを強く握りしめた。
ダウラにそれは何かと問われ、ミリアは知り合いから譲り受けたものだと答えた。
そこにエルフの伝令が駆け付け、生態保護地区で新たな予言が見つかったことをメイクに伝える。
”莫大な力を持つミレシアンが怪物に化け、全ての生き物を倒し全てを支配する”
これを受けたメイクは、敵でない証拠が見つかるまでミレシアンを魔法の結界で捕らえると命じた。
シャーマンの聖域ではレラクとシャマラがブラックドラゴン・バーフェルセパルと対峙していた。
バーフェルセパルは狂人レラクに戸惑うも、彼らの目的を軽々しく話してしまう。
彼らの目的は神々の世界とエリンを分離させることだった。それによって魔法も呪術も無くなってしまうらしい。
全てを話し終えたバーフェルセパルはレラクを襲う。
しかしレラクは”ワシの仮面”を取り出して装着する。その姿は正にアクル本人だった。
何とアクルは死を偽装し、狂人レラクと潜伏していたのだった。
アクルは、お前らに妹を殺された後に真っ先に作った呪術を披露すると宣言する。
それと同時に、バーフェルセパルの身体からは自由が奪われた。
アクルに指示されたシャマラは、古代シャーマンの守護者の幽霊を退け、聖地の封印である守護柱を次々に破壊する。
そして全ての守護柱を破壊した瞬間、遂にアクルの呪術は発動した。
バーフェルセパルは空間の狭間に封印されて姿を消し、聖地は再び平和を取り戻した。
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混乱の激流
| 倒れていたミレシアンたちが目を覚まし始めるが、彼らは全員捕縛状態だった。
ミレシアンたちはせっかく助けてもいつも酷い扱いだとうんざりしていた。
そこにミリアが現れ、悪霊に化けたこととミレシアンたちの目的を訪ねた。
しかしミレシアンは悪霊については分からず、海外某所の衣装デザイナーと仲良くなることが目的だと返した。
暢気なミレシアンたちにミリアは激怒し、悪霊に化けたミレシアンは父の仇だと当たり散らした。
仲間たちから離れてミリアは一人泣いていた。しかしそこを突然悪霊に襲われてしまう。
心を乱したミリアは劣勢に立たされるが、レラクに教わった帰還の呪術を使用するとその場から消えてしまった。
主人公はナオによってソウルストリームに召喚されていた。
ナオはミレシアンたちに起こっている奇怪な現象について、ソウルストリームとミレシアンの魂の汚染が原因だと説明した。
これはミレシアンの悪性によって引き起こされたもので、取り除くことはできないという。
ソウルストリームを破壊すれば問題は解決するが、それはとても危険で神々の助力も得られないらしい。
主人公はナオから”正しい選択”、そして誤った道を歩むナオの旧友たちを助けて欲しいと頼まれた。
| ・ルエリ
黒き龍騎士となったルエリ。ミレシアンと神々へのただならぬ復讐心を抱く。
闇の力で自身の虚像を作り出す。
主人公との長年の因縁に終止符を打とうとするが、その刹那に”聖物”の大爆発に巻き込まれる。
過去、シャーマンの聖地を襲撃している。
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| ・アクル
”ワシの仮面”を被ったレラク。正真正銘アクル本人。
バーフェルセパルとの戦いで死亡したとされていたが、死を偽装して狂人レラクとして潜伏していた。
聖地での戦いでバーフェルセパルを空間の狭間に封印した。
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| ・バーフェルセパル
ブラックドラゴン。
帰還したアクルによって空間の狭間に封印されてしまう。
口が軽く、うっかり彼らの目的を話してしまった。
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| ・ミリア
ミレシアンたちが父の仇の悪霊ではないかと疑念し、暢気なミレシアンたちに激怒して当たり散らした。
一人になったところを悪霊に襲われ、帰還の呪術を使用したところ何処かへ消え去ってしまった。
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| ・三人組のミレシアン
数多くのミレシアンたちの例に漏れず、この三人組もまた各地でいつも酷い扱いをされている。
海外某所の衣装デザイナーと仲良くなることが目的だが、それを暢気に話すとミリアに激怒された。
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【まとめ】 6話-悪霊の波:真実
| 崩壊する戦線の中、主人公は黒き龍騎士と対決し敗れてしまう。
しかしトドメを刺そうとしたその時、主人公の”聖物”は突然大爆発を引き起こした。
爆発と共に全ての敵が消滅し、連合軍は一先ず戦場から撤退した。
連合軍はミレシアンたちを危険視し、ミレシアンを結界で捕らえておくことにした。
ミレシアンに失望したミリアは、一人居たところを悪霊に襲われ、帰還の呪術の発動で何処かに消えてしまう。
シャーマンの聖地はブラックドラゴンに襲撃されていたが、レラクとシャマラによって防がれ続けていた。
そこでレラクは自分がアクルであることを明かし、積年の恨みを持ってブラックドラゴンを空間の狭間に封印した。
爆発に紛れて帰還した主人公だったが、その姿は誰にも見えなくなっていた。
そしてソウルストリームに召還された主人公は、ナオから悪霊化の原因を伝えられ、旧友を助けてくれるよう頼まれた。
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7話-英雄の意味:価値
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(あらすじ)
| 溢れ返る悪霊に黒き龍騎士まで加勢し、状況は更に厳しくなる一方。
その上、悪霊の正体を知ってしまった連合軍は混乱に陥る。
混乱の渦の中で黒き龍騎士の正体が明かされるが…。
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ミリアはロンガ砂漠のオアシスまで飛ばされていた。
驚くミリアだったが、同じくオアシスに飛ばされていたルエリに気付く。
その直後、霊体化の解けたルエリは大怪我を負ってしまう。
意識を失う刹那、ルエリはミリアにトリアナの面影を見ていた。
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消えたルエリ
| ソウルストリームから帰還して正常な状態に戻った主人公はエルフ・ジャイアント連合軍の元へと戻る。
しかし彼らが主人公を見る目は厳しかった。
ミリアは大怪我を負ったルエリを治療する。
暫くするとルエリは意識を取り戻した。
黒仮面はあの爆発から神の力を感じ取り、神々が介入したことに悔しがり、大切な人たち、仲間たちを奪った神々に激怒した。
黒仮面は神を納める器を探しに行くとクェーサルの心臓に伝え、クェーサルの心臓には後方攪乱の任務を与えた。
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昨日の仲間、今日の敵
| ダウラはミレシアン全員が監視対象になったことを主人公に説明する。
主人公は”聖物”が爆発したことを明かし、悪霊化は敵の陰謀だと訴えるが、
メイクは対抗する術のないミレシアンを信用することはできないと言い、ダウラは主人公を捕縛するよう命令を出した。
その場から逃げ出した主人公に追っ手が迫る。
その時突然フクロウが飛来すると、黄色い花が咲いた道に沿って逃げろというメモを落とす。
主人公はメモに従って何とか追っ手に捕まらずに逃げ延びた。
まだルエリとミリアが各地を共に移動していた頃、ロンガ砂漠のオアシスで二人は語り合っていた。
ルエリが英雄の存在に疑問を呈すると、ミリアもそれに同調しこの世に英雄はいないと言った。
ミリアを助けたルエリがミリアの英雄であるように、すぐ傍の人を守るだけで人は英雄になれるとミリアは言った。
そしてミリアは復讐の願いを語った。
両親の仇を見つけ、どれだけ辛く寂しかったか、両親がどのように苦しんで死んだかの全てを訴える。それがミリアの復讐だった。
ミリアがルエリに復讐の手伝いを頼むと、ルエリはミリアの剣になることを誓った。
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予想外の助力者
| ヘルバ密林まで逃げ延びた主人公は死んだはずのアクル、そしてシャマラと再会するが、主人公はそれを淡泊に流した。
アクルは主人公が味方に襲われ困っていることについて、誤解はそのうち解けるから今は放置して構わないとし、
それよりも重要なこと、バーフェルセパルが消える前に喋った敵の計画について話した。
奴らの計画は神々の世界ファリアスとこの世界エリンとの断絶。神々を害することが目的だった。
神の力で連結された世界は、断ち切るときにも神の力が必要だった。
そしてミリアは神と同等の力を持っていた。彼らは必ずミリアを狙うためアクルは主人公に守らせていたという。
しかし当のミリアはどこかに消えてしまい、アクルはシャーマンの弟子たちを集めてミリアの追跡を任せた。
その時、突然主人公は空に引っ張られるような気分になり気を失ってしまった。
ナオは緊急事態だと主人公に言った。
クェーサルたちがジャイアントの首長クリューグを暗殺しようとしているらしい。
ジャイアントとエルフの首長はそれぞれミレシアンとの架け橋であり、暗殺されると種族間の亀裂が生まれてしまうという。
主人公はナオにクリューグ暗殺の阻止を託された。
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クェーサルの心臓
| 主人公が目を覚ますと、アクルは主人公がどこかに召喚されたのを気付いている様子だった。
アクル自身は見たことがないが、世界を結ぶ場所を管理する存在がいることは知っているという。
その話の途中、また気絶されては困るとアクルが言うと、主人公に”聖物”を渡した。
主人公はとても驚き、予備を持っていたのか?と聞くと、そりゃそうだとアクルは答えた。
”黒尻尾マングースの白い尻尾”を手に入れたのは、主人公に幸運が訪れて欲しかったから、
”石でありながら石ではないアレ”を手に入れたのは、アクルの実験に必要な材料だったから、
”輝いてはいないが、宝石のような石”を手に入れたのは、単に実在するか気になっただけ、
”黒サンライトハーブ”を手に入れたのは、凄く良いハーブで薬の材料だからだと言った。
何故材料の集めさせたのか主人公が聞くと、アクルは実際に必要なものだったと言って誤魔化した。
その時、突然フクロウが飛来して主人公にミリアからの手紙が届く。
ちょっとお願いがあるんだけど…という文面まで読み終えたところで、アクルは再び”管理する存在”についての話を蒸し返す。
主人公が渋々ナオの存在を明かすと、アクルはナオの言葉に従った方が良さそうだと言った。
バレス村はクェーサルの心臓率いるクェーサル軍に侵入されていた。
クェーサルの心臓は次々とジャイアントガードを突破し、遂にクリューグを追い詰める。
クリューグはクェーサルたちを蹴散らすが、その一瞬の隙にクェーサルの心臓の銃弾はクリューグの命を狙った。
その絶体絶命の瞬間、絶好のタイミングで現場に間に合った主人公は凶弾を弾き飛ばした。
クェーサルの心臓は無駄に戦うことはせず速やかに退却していった。
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不穏な動き
| キリネ女王は激怒し、すぐさま暗殺者の追跡を命令する。
そして主人公にクリューグ救出を感謝すると、ダウラやメイクたちに主人公の誤解を解くと約束した。
主人公たちはアクルの元へと戻るが、辺りはなにやら騒がしくなっていた。
アクルによると、ミリアから届いた手紙にはオアシスにシャーマンを数人送って欲しいと書かれていたようだ。
しかしミリアの元へ送ったシャーマンたちは全員失踪し、跡形も見つからなかったという。
アクルはミリアがとんでもないことに巻き込まれたと勘付き、とても深刻な状況だと憂慮した。
ミリアは送られてきたシャーマンたちと合流し、倒れている男の治療を頼んだ。
シャーマンたちは見覚えのある顔だと訝しんだが、ひとまず呪術で男を治療し始めた。
しかし目を覚ましたルエリは、突然立ち上がり周りのシャーマンたちを攻撃する。
ルエリはミリアが自分を殺そうとしたと勘違いし、裏切られたことに傷付いた。
そしてシャーマンたちはルエリが黒い悪魔だと確信する。
ミリアは慌てて止めに入ったが、ルエリに攻撃され意識を失ってしまった。
そこに白ローブを着込んだタルラークが到着する。
タルラークはルエリの無事に心底安堵し、ルエリの復讐のための神を収める器を見つけてきたと言った。
そこでようやくタルラークは倒れていたミリアに気付く。
タルラークは少し口ごもり、ルエリに良いのか?と確認するが、ルエリは生贄にしても構わないと答えた。
| ・ミリア
神と同等の力を持っていたことが明かされる。
そのため敵陣営に狙われ、アクルはそれを明かさずに主人公にミリアを守らせていた。
ルエリと共にいた頃、ルエリに思いを打ち明け、復讐の手伝いをルエリに頼んでいた。
帰還の呪術で何故かロンガ砂漠のオアシスまで飛ばされ、そこで大怪我を負ったルエリと再会する。
シャーマンたちに治療を任せたが、裏切られたと勘違いしたルエリに生贄として浚われてしまう。
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| ・ルエリ
ミリアと共にいた頃、家族を亡くしたミリアに自分を重ね、ミリアの剣になることを誓っていた。
ルエリはミリアにトリアナを重ねていた。
”聖物”の爆発でオアシスまで霊体化して飛ばされていた。
しかしミリアと接触した直後に霊体化が解け、大怪我を負って意識を失ってしまう。
そして目を覚ますと周りをシャーマンに囲まれていたため、ミリアが自分を裏切ったと勘違いしてしまった。
裏切られたことに激怒したルエリはミリアを計画の生贄にするために浚ってしまう。
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| ・タルラーク
神を収める器を見つけるためオアシスへ向かったところ、失踪したルエリと合流に成功した。
ルエリが死んでしまったのではないかととても心配していた。
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| ・アクル
主人公と合流し、”聖物”の予備を渡した。
実は”聖物”を新たに作る必要はなかったようで、主人公が集めた材料はアクルが有効に利用したようだ。
神の力を持つミリアを主人公に内緒で護衛させていたが、結局ミリアは消えてしまい思惑が外れる。
ミリアとは叔父の関係。
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| ・クェーサルの心臓
クリューグ暗殺のためにバレスを襲撃するが、主人公に阻まれ失敗する。
デュアルガン使いの女性。
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| ・クリューグ
・キリネ
クェーサルの襲撃によってクリューグが暗殺されかけるが、主人公によって救われる。
キリネはお礼にダウラやメイクたちの誤解を解くと約束した。
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【まとめ】 7話-英雄の意味:価値
| 実体を取り戻した主人公だったが、ミレシアンを危険視した連合軍は主人公を捕まえようとする。
何者かの導きで逃げ延びた主人公は、森の中でシャマラと合流し、アクルと再会する。
アクルから敵の目的を聞かされた主人公だったが、そこで突然ナオに呼び出され、クリューグ王暗殺の阻止を頼まれる。
更にミリアからも無事を伝え援軍を要請する手紙が届く。
一先ず暗殺計画を阻止しに行った主人公だったが、ミリアの元へ向かったシャーマンは全員失踪してしまったという。
帰還の呪術でオアシスに飛ばされたミリアはルエリと再会するが、ルエリは大怪我を負っていた。
治療のための援軍を手紙で要請するミリアだったが、ルエリは到着したシャーマンたちを敵と認識してしまう。
シャーマンとミリアを薙ぎ払ってタルラークと合流したルエリは、ミリアを生贄にすることを決めた。
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8話-生命の木:生贄
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(あらすじ)
| シャマラとミリアを助けにいったシャーマンたちが皆消えてしまった。
アクルはミレシアンの悪霊化を利用してミリアの位置を探ろうとする。
一方、黒仮面の過去が明かされるが…。
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悪霊の痕跡
| 主人公とアクル、そしてシャマラはミリアから最後に連絡があったオアシスに来ていた。
アクルは精神を集中させると悪霊の痕跡を感じると言った。
シドスネッターのタルラーク。若き日のタルラークは考えていた。
昔、マリーとルエリ、そしてタルラークは楽園を求めて旅に出たが、彼らを嘲笑うように楽園はさほど遠くない場所にあった。
エリン…。既にエリンそのものが混沌と憎悪と破壊に染まった楽園だった。
一体何が楽園を駄目にしているのか。タルラークは、神々の痕跡が残るイリアの遺物を調べれば何かを掴めると考えた。
しかし探検家連盟から送られた多くの石板は、どれもタルラークには解らない言語で書かれていた。
タルラークはミレシアンから提供された幾つかの石板の文字から共通点を発見し解読研究を進めた。
アクルは危険な奥の手としてミレシアンの悪霊化を逆手に取ると言った。
悪霊化の力には敵と繋がる道があり、それを利用して敵の首領と近くにいるはずのミリアの位置を把握できるという。
早速アクルは材料集めを主人公に頼んだ。渋る主人公だったが仕方なくシャマラと共にヒルウェン鉱山へ向かった。
主人公が鉱山で”エメラルドコア”を手に入れて戻ると、シャマラは黒ヒョウに育てられた頃を思い出していた。
シャマラは母や兄弟といた方が幸せだったかもしれないと弱音を漏らすが、今は主人公といると居心地が良いと微笑んだ。
主人公が生態保護地区で”ウサギの足”を手に入れて戻ると、今度はシャマラが主人公の悪霊化の悩みに気付いて慰めた。
そして以前コール村周辺で黒き龍騎士を見た事を明かすと、遺跡で出会った黒き龍騎士は何かが変わっていたと話した。
暫く考え込むシャマラだったが、やがてアクルの元へ戻ることになった。
シドスネッターのタルラーク。若き日のタルラークは魔法とは異なる神の権能を発見する。
空間を捻り時間を結ぶ神々の権能。イリアに施された封印はエリンの縮小版のようだった。
タルラークは更なる調査のため錬金術に手を出し、やがて魔法の代用となるかもしれない呪術に行き着く。
その日、シドスネッターのタルラークの元には突然ルエリが訪れた。
驚くタルラークに微笑むルエリ。二人はルエリがクロウクルアフに連れ去られたあの日以来の再会だった。
感激して嬉し泣きするタルラーク。そして二人はこれまでの事を語り明かした。
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計画的な悪霊化
| 主人公とシャマラは材料を持ってオアシスのアクルの元に戻った。
アクルは二つの材料から青い炎を作り出し、主人公を横たわらせて深呼吸させた。
そして、アクルのいいなりになるよう主人公に催眠術をかけ、悪霊となって敵の元へ戻るよう主人公を誘導した。
シドスネッターのタルラークとルエリ。若き日のタルラークは判明したエリンの真実をルエリに語った。
楽園はここエリンで、神々が手出しさえしなければ悲しみや別れ、死すらも存在しない真の楽園になる。
しかしルエリは楽園や女神の話を聞く事を拒み、ここに来たのはタルラークに会うためとトリアナを捜すためだと言った。
ルエリはこれからトリアナを捜しに行くと伝えると、タルラークは諦めてイリアの遺物を集めてきて欲しいとルエリに頼んだ。
了承するルエリ。タルラークはもし気が変わったら…と付け加えるが、ルエリは無言で旅立った。
胡散臭いやりとりの末、主人公は悪霊になって敵の本拠地に到達し、遠くに捕まっているミリアを発見した。
しかしその時、霊体化状態で誰にも気付かれないはずの主人公は、黒仮面によって発見されてしまう。
そして何と黒仮面の正体はタルラークだった。主人公はアクルとの通信をタルラークに絶たれ、窮地に陥ってしまう。
目的のために全てを捨てたタルラークは、主人公に全てを諦めて本来いる場所に戻れと言って悪霊を召喚した。
主人公は次々と現れる悪霊に襲われ続けるが、その時、突然アクルとの通信が復活する。
アクルはすぐに戻れと主人公に命令したが、タルラークは霊体化状態の主人公は自分の支配下だと宣言した。
しかしアクルがもう一度強く命令すると目の前が暗転し、主人公は無事オアシスに帰還することができた。
オアシスで主人公を叩き起こしたアクルは、主人公の精神と肉体の無事を確認した。
主人公はミリアの無事を伝え、敵の本拠地がレネスであることを伝えた。
シドスネッターのタルラークとルエリ。ルエリのトリアナ捜しは順調ではなかった。
タルラークはルエリから渡されたイリアの遺物を分析して石板の文字の解読に成功し、イリアの”聖物”の存在を知った。
神の権能をそのまま込めたような莫大な力を持つ”聖物”は人間によって製作されるという。
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戦争への準備
| アクルは主人公の顔の広さを見込み、エルフやジャイアント、海の向こうの女王たちへの援軍要請を頼んだ。
そしてシャマラにはレネスへの偵察を頼んだ。アクルは別途調べなければならない事があると言って、三人は別行動を取った。
シドスネッターのタルラークとルエリ。トリアナは未だに見つかっていなかった。
タルラークは”聖物”を利用すればシドスネッターから離れられるかもしれないと言い、イリアの”聖物”の調達をルエリに頼んだ。
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支援軍募集
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主人公はカスタネア、クリューグ、エレモン、オーウェン提督の元を訪れて援軍要請をした。
彼らは快く引き受け、援軍を送ることを約束した。
シドスネッターのタルラークとルエリ。ルエリは”聖物”を持って帰還していた。
イリアのシャーマンに頼んだらあっさり手に入ったようで、神の権能の宿る”聖物”なら普通は命懸けじゃないのか?と訝しんだ。
しかしタルラークは”聖物”が本物だと確信するとルエリに感謝し、壊れたマナ神経の代用として”聖物”で杖を作った。
シドスネッターのタルラークは考えていた。
ソウルストリームは外部の時空間とエリンを結び、エリンの時間は停止し楽園でないまま維持されていた。
ソウルストリームの破壊だけではエリンは楽園にはならない。エリンの楽園化に必要なのはただ二つ。
エリンへの神々の介入を完全に遮断する事。神々への恐怖で溜まった憎悪と憤怒を洗い流す事。
最も簡単な方法は神々が己の過ちを認め全てを元に戻すこと。だが彼らは決してそんなことはしない。
残された方法はただ一つ。神々が造ったマスターキー、ミレシアンを利用することだった。
悪性を極大化させる呪いをソウルストリームにかけ、ミレシアンの精神を乱してその力を集める。
そしてリアファルで神々の世界とエリンを結び、そこから汚染されたミレシアンの力を解き放つ。
結果、ソウルストリームは破壊され、同時に神々の世界とエリンの連結は絶たれ、神々の世界も破壊されるという。
ミレシアン、それも”彼”が力を貸せば全てが上手く行くが、もし”彼”が反対したら、力を貸してくれた彼らに剣を向けるしかない。
タルラークはみんなの幸せのため、自分一人が悪魔になることを決意した。
シドスネッターのタルラークは考えていた。
破壊の魔神である古代ドラゴンは神の力で封印してようやく事を収められた。
タルラークはドラゴンの痕跡を求めてイリアへ向かうことを決める。
タルラークは旅の同行を求めるためルエリを待ったが、帰ってきたルエリは顔に傷を負っていた。
そしてルエリはトリアナの墓が見つかったこと、トリアナが既に死んでいたことを明かした。
ルエリは暫く一人で居たいと言い、タルラークは一人でイリアへ向かった。
シドスネッターを旅立ったタルラークは、黒仮面を被ってシャーマンの聖地に侵入した。
そして襲い来るシャーマンたちを薙ぎ払うと、守護柱とクルクレの封印を破壊した。
タルラークはピシスの渦巻き模様の描かれた場所に現れ、シャーマンの守護霊を全て滅ぼした。
そして守護柱とバレスの封印を破壊すると、封印されたホワイトドラゴン・ラングヒリスを復活させた。
ラングヒリスは必ず返礼すると言い、計画が完了するまで協力することを誓った。
タルラークはメイズ平原の人の模様の描かれた場所に現れ、襲い来るシャーマンたちを全て薙ぎ払った。
そして守護柱とフィリアの封印を破壊すると、封印されたブラックドラゴン・バーフェルセパルを復活させた。
バーフェルセパルはもし神々と一戦交わすなら力を貸すと言い、計画に協力することを約束した。
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レネス浸透作戦
| 主人公はアクルの元へ戻り、支援の可否を伝えた。
アクルはシャマラが戻ってきたら作戦を開始すると言った。
シャマラはネズミに変身してレネスの洞窟に忍び込んだが、ルエリに呪術の気配を察知されて見つかってしまう。
シャマラは全力で逃げ出した。
シドスネッターのタルラーク。若き日のタルラークはルエリからの慌てて書いたような手紙を読んでいた。
ルエリはトリアナの保護者、ルー・ラバダが王城に帰還したと聞き、彼を捜しに行っていた。
しかしルー・ラバダは狂気に染まり多くの人々の命を奪い、最期はミレシアンとシェイクスピアによって殺されてしまった。
ルエリはトリアナの手がかりが完全に途絶え、絶望してしまった。
ルー・ラバダ。光の騎士だったが自ら闇に堕落しモルガントと名乗った英雄。
タルラークは彼の呆気ない最期を信じられず神々の悪戯を疑い、彼とは異なる道を歩む事を決意した。
| ・タルラーク
黒仮面の正体。
”聖物”を組み込んだ杖を壊れたマナ回路の代用として、シドスネッターから出ることが可能になった。
楽園を神々の手から取り戻すため、自分一人が悪魔になることを決意する。
神々に反抗するため、古代ドラゴンの封印を解除した。
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| ・ラングヒリス
巨大な白い龍、ホワイトドラゴン。
タルラークによってピシスの封印から解き放たれていた。
計画が完了するまでタルラークに協力することを誓う。
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| ・バーフェルセパル
巨大な黒い龍、ブラックドラゴン。
タルラークによってフィリアの封印から解き放たれていた。
神々との一戦に協力することを約束した。
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| ・アクル
悪霊化を逆手に取って敵の首領の位置を探る荒業に出る。
その際、半信半疑で元老たちから聞いた催眠術を主人公にかけることに成功する。
結果として主人公にアクルを尊敬させ、いいなりにしたことが作戦成功の決め手となった。
たまに事実でない事を喋ったりするが、だからといって嘘はつかないらしい。
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| ・シャマラ
黒ヒョウに育てられたが、それを人間に発見されコール村に住むことになった過去を持つ。
ガルル…という口癖は、育て親の黒ヒョウの真似がそのまま口癖になった。
黒ヒョウの母や兄弟といた方が幸せだったかもと弱音を漏らすが、今は主人公といると居心地が良いらしい。
ネズミに変身してレネス内を偵察するが、ルエリに見つかってしまう。
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【まとめ】 8話-生命の木:生贄
| オアシスでアクルは敵の首領の居場所を特定する作戦を立てる。
材料を揃え、主人公は悪霊化を逆手に取って敵の本拠地に到達する。
そこでタルラークから逃げ延びた主人公は、敵の本拠地がレネスだと特定する。
アクルはエルフ、ジャイアント、エイリフ王国に援軍要請をし、シャマラをレネス偵察に向かわせた。
昔、シドスネッターに囚われていた頃のタルラーク。
彼はエリンを楽園にするため、皆を幸せにするため、自分一人が悪魔になることを決意した。
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9話-運命の悪戯:対立
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(あらすじ)
| ミリアを救出するために連合軍は稼働中のリアファルを間に、魔族と激しい戦闘を繰り広げる。
このまま儀式が終わるかと思った矢先に、急にリアファルに変化が現れるが…。
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作戦会議
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主人公は連合軍の作戦会議に参加するため、ザルティンのペラ火山南側まで向かった。
レネスの洞窟。シャマラはルエリに変身を見破られて発見されていた。
シャマラはルエリに何かを言いかけるが、クェーサルたちに発見されると同人全速力で逃げ出した。
シャマラはクェーサルたちとクェーサルの心臓に何度も追い詰められるが、
ネズミ、スズメバチ、カメ、そして黒ヒョウへと次々に変身すると、何とかその場を切り抜けた。
作戦会議の場にはオーラン、ダウラ、メイク、そしてアクルが集まっていた。
報告によると敵陣営の蓄えは全く見当たらず、消耗戦が有効なのは明白だった。
仮に敵に食料の必要がなくとも、敵の数を減らしていけば時期にこちらが有利になるという考えだった。
しかしメイクは敵の大軍の数が本当に減るのか疑問を呈す。
その時、レネスからシャマラが逃げ延びてきた。
シドスネッターのタルラークとルエリ。
ルエリは悔いが残ってるとタルラークに漏らし、トリアナに会いたいと言った。
それを聞いたタルラークは”リアファル”と”黄金のリンゴ”の使用を提案する。
”リアファル”は異なる世界を結ぶ伝説の生命の木の模造品、そして生命の木には生命の根源”黄金のリンゴ”が実る。
”黄金のリンゴ”を利用すればトリアナを蘇生させたり、それに近い事が出来るかもしれないと言った。
”黄金のリンゴ”はタルラークの目的ではなかったが、計画の途中で発見する可能性はあるという。
それを聞いたルエリは、タルラークの提案に乗ることを決めた。
シャマラは敵の計画が罠であり、本当の計画はミリアを生贄に捧げることだと皆に知らせた。
敵は時間を稼ぐうちにミリアを生贄に捧げるつもりで、今すぐ防がなければ手遅れだった。
ダウラは今すぐ突撃するべきと言ったが、メイクは敵の武器の性能は桁が違うとしてそれを冷静に押し留めた。
ダウラは”聖物”の爆発を武器に使う案を出すが、アクルは”聖物”は爆発などしないと言って”聖物”を複数取り出して見せた。
メイクはシリエンとヒルウェンの爆破でレネスを崩壊させる案を出すが、レネスはこの世界に重要な地域だとアクルに拒否される。
そこでオーランは3部隊が敵を挑発して陽動し、その隙に主人公とシャーマンの精鋭部隊をレネスに送り込む作戦を提案した。
メイクとダウラはこれに賛同し、陽動作戦が始まった。
タルラークの提案に乗った過去のルエリはシャーマンの聖地を訪れる。
ルエリが”聖物”の製作者をシャーマンに尋ねると、ガエルという女性が姿を現した。
ルエリはガエルに一緒に友達のところに行ってくれないかと頼み込む。
しかしガエルはルエリの後悔、絶望、悲しみ、そして一抹の希望”赤毛の女の子”のことを見抜いてしまう。
動揺したルエリからは闇の気運が溢れ出し、ルエリはシャーマンたちに囲まれて仕方なく剣を抜いた。
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欺瞞戦術
| オーランはヒルウェンとシリエンを海岸まで輸送して、敵を陽動しラングヒリスをその場に引き付けた。
メイクは海岸で陣地を構築して、敵を陽動しクェーサルたちをその場に引き付けた。
ダウラはレネスマナトンネルを確保するフリをして、敵を陽動しタルラークをその場に引き付けた。
その時、レネス島全体が激しく揺れ動いた。
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啓示
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レネス島の洞窟。タルラークとルエリはゴールドドラゴン・アドゥニエルと対峙していた。
アドゥニエルはどうするつもりかねと問い、タルラークは世界を救うと宣言する。
そして黒き龍騎士ルエリは闇の中にアドゥニエルを捕らえた。
アドゥニエルはあの時も最初はそうだったと言い残し、闇の中に消えていった。
主人公とアクル、シャマラは陽動作戦の隙にレネス島の反対側から接近して洞窟の中に入った。
レネス島の洞窟内。霊体化を希望するルエリにタルラークは渋っていた。
霊体化は非常に危険な事だったが、ナオに聞きたいことがあるルエリはそれを頑なに譲らなかった。
やがてタルラークが折れ、仕方なくルエリを霊体化しようとしたその時、突如二人の目の前にはナオが降臨する。
驚く二人だったが、聞きたいことがあるというルエリに、ナオは私からは答えを得られないと言って消えてしまう。
ルエリは諦めないと誓うが、タルラークは結果が変わらないことを理解した。
主人公とアクルは即座にルエリに発見されてしまう。
アクルの力はルエリには通じないようで、ルエリの相手は主人公に任せて、アクルはミリアを捜し始めた。
悪霊とルエリを相手に奮戦する主人公だったが、アクルから向こう構造物の方に渡れと指示が来る。
建造物にはミリアが囚われていたが、主人公はそこへ辿り着く前にルエリに倒されてしまう。
そこへシャマラが駆け付け、主人公に治療の呪術を施した。
シャマラの治療の呪術を見た瞬間、ルエリは気付いてしまう。。
あの時、ミリアがシャーマンを呼んだのは、裏切りではなく、治療の呪術をルエリに施すためだったということを。
更にルエリは気付く。ガエルのこと。ガエルの首にかかったネックレスのことを。
それは今、囚われたミリアの首もとにかかっていた。
そしてルエリは思い出す。”復讐の瞬間、オレは君の剣となろう”というミリアとの誓い。
ミリアの復讐の相手は、紛れもなくルエリ自身だった。
アクルは主人公に構造物を破壊するよう命令し、主人公はブリューナクを構え構造物に向かった。
慌てて主人公を止めに向かうルエリだが、アクルのハッタリに騙され足を止めてしまう。
その隙に主人公は構造物に辿り着き、ブリューナクで”リアファル”を攻撃した。
| ・ガエル
ルエリに”聖物”を作り渡した女性。”聖物”はその後タルラークの杖となった。
ルエリの二度目の訪問の際、ルエリの本性を見抜いてしまい、ルエリと敵対することになってしまう。
そして三度目の訪問は黒き龍騎士となったルエリによる聖地の侵攻だった。
ガエルは夫と共に聖地を逃げ延びたが、
やがて断念すると、赤ん坊とネックレスを夫に託し、兄を頼れと言ってその場から逃がした。
最期はルエリと対峙して大爆発を引き起こし死亡する。
兄はアクル。ネックレスは時を経て、当時赤ん坊だった娘・ミリアに渡った。
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| ・ミリア
ガエルの娘。アクルは叔父にあたる。
生贄として”リアファル”に囚われている。
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| ・ルエリ
ナオからトリアナの情報を聞きたかったが、現れたナオから得られる答えはなかった。
過去にミリアの母であるガエルを殺害している。
そのことをシャマラの治療の呪術を見た際に気付き、同時にミリアの復讐相手が自分であることにも気付く。
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| ・ダウラ
・メイク
・オーラン
ベルファストから派遣されたオーランは陽動作戦を提案し、
ダウラ・メイク・オーランによる陽動作戦が開始された。
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| ・アクル
主人公と共にレネス島洞窟に侵入する。
ルエリとは相性が悪いようで、自身はミリア探索に専念した。
何の効果もない呪術によるハッタリでルエリの足止めに成功する。
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【まとめ】 9話-運命の悪戯:対立
| 連合軍は敵が時間稼ぎしていることをシャマラから知り、陽動作戦に打って出る。
陽動作戦の間にレネスに侵入した主人公たちは、洞窟内でルエリと対峙する。
倒れた主人公を呪術で治療するシャマラを見て、ルエリはオアシスの出来事を思い出した。
そしてミリアがただルエリを呪術で治療しようとしていただけだったことに気付いてしまう。
その一瞬の隙を突いた主人公は、ミリアを捕らえる”リアファル”を攻撃した。
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