2014年9月6日.



 主題:マビノギ・メインストリームの歴史をまとめるページ

 目的:G1〜ドラマSeason1までの歴史簡易まとめ

 難点:台詞の収集作業が非常に困難なため、主に記憶やWiki、ゲーム内図書館の水晶を頼りに断片的にまとめる
     旧G1〜G3の情報は既に入手不可能なため記憶による補完となる

 ※簡易版の作成を断念
  本項は簡易版を更に簡易化したものとなる見通し
 

 参考文献:
 Mabinogi Wiki
 Mabinogi用語辞典 Wiki*
 とても情報量豊富なWiki 本項でも主にこのWikiからの情報を引用する
 

マビノギ
 MMORPG「マビノギ」
 ケルト神話をモチーフにした剣と魔法のファンタジー世界

 ・ケルト神話
 ケルトの神々の神話
 多くのサブグループが存在し、そのうちマビノギではアイルランド神話がモチーフとなっている
 有名な登場人物には「英湯クー・フーリン」「太陽神ルー」などがいる
 また、マビノギの範囲からは外れるが、「フィアナ騎士団」はアーサー王と円卓の騎士の原型とされる



 ※ネタバレ注意
 

C1
 ・G1 女神降臨
 ・G2 パラディン
 ・G3 ダークナイト
 
C2
 ・G4 イリアの開拓者
 ・G5 砂漠のエルフ
 ・G6 雪原のジャイアント

 

 ・G7 熱帯の川
 ・G8 ドラゴン
 
C3
 ・G9 アルケミスト
 ・G10 光の女神
 ・G11 神々の剣
 ・G12 英雄の帰還
 
C4
 ・G13 Hamlet
 ・G14 Romeo and Juliet
 ・G15 ベルファストの商人 The First Contract
 ・G16 マクベス
 
C5?
 ・厄介な黒ヒョウ ・プロローグ:悪夢
 ・THE DRAMA IRIA 〜帰ってきた英雄たち〜
 ・THE DRAMA IRIA Season2
 


 ジェネレーションとチャプター:
 マビノギは段階毎にジェネレーション(G)とチャプター(C)で区切られている
 開発当初はG1からG3までの構想が練られていた
 C2の開発に移る際、それまでの段階をC1と定義し、以後継続的に移行している

 物語はG1から最新作まで一本道の続編
 チャプター毎に物語は一区切りし、舞台や登場人物、システムも大きく一新されている
 


 ※G4からG6までの物語
 


 G1からG3までのリニューアルについて
 リニューアルと称して難易度の簡易化と物語の簡略化が行われている

 これにより物語の一部が削除され、全体的な流れが不自然になった
 現在では旧G1から旧G3はプレイできないため、正確な流れを把握することができない
 
 本項では基本的に旧G1の流れを重視する
 

 

ゲームスタート
 ・ミレシアン
 「星から来た者」の意
 謎の案内人「ナオ」によってマビノギの世界「エリン」に呼び出された者のことを指す
 ”ミレシアン”は種族名ではなく、人間の他にエルフやジャイアントの”ミレシアン”も存在する
 ”ミレシアン”は一人だけではなく、数多くの”ミレシアン”が「エリン」に存在する
 プレイヤーはこの”ミレシアン”の一人となって冒険を開始する

 ”ミレシアン”は「ソウルストリーム」に漂う魂が「エリン」に転生して現れた存在
 姿形は一定ではなく、ある時は老人の姿でも、次に会った時には子供の姿だったりもする
 その本質は魂であり、「エリン」での姿は器でしかない
 仮に彼らに本当の死が訪れたとしても、それは元の次元に戻っただけのことである

 ”ミレシアン”は「エリンの先住民族」に比べて非力で弱い存在である
 しかしその特性から基本的に不老不死であり、彼らは旅先で倒れてもすぐに蘇生する
 そうして長い年月を生きた”ミレシアン”は、やがてどんな困難をも突破する力となる

 ”ミレシアン”の時間の流れは「エリンの先住民族」の時間の流れと異なる、という考察がある
 ”ミレシアン”は1年経過すると年を取るが、「エリンの先住民族」が同じように年を取ることはないという
 
ソウルストリーム
 「エリン」と別次元の中間に位置する世界
 「ミレシアン」の魂の回帰点
 白い広場と大きな階段が存在し、広場の周りには沢山の白いフクロウが飛んでいる
 新しく生まれた「ミレシアン」は、この場所を訪れてナオと出会うことになる
 「ミレシアン」は転生することで再びこの場所に戻ってくることができる
 
 ・ナオ
 ソウルストリームの引導者 フルネームは「ナオ=マリオッタ=ブラデイリ」
 「ミレシアン」は彼女に召喚され、彼女にサポートされて「エリン」を冒険する

 彼女に話しかけると様々なことを教えてくれる
 ・りんごが大好物 かつては弓を扱っていた
 ・フクロウの「ペトロック」を飼っている
 ・「友達」のことを話すとき、悲しそうな表情をする
 ・男性プレイヤーは「胸」についての話を聞ける
 ちなみにマビノギではりんごを食べるとdexが増加して弓の威力が上がる
 
エリン
 マビノギの世界の名前
 ウルラ大陸とイリア大陸が確認されており、未確認のコナフタ大陸の存在が示唆されている
 ウルラ大陸とイリア大陸の間の海域にはベルファスト島が存在する
 空には太陽「パララ」と赤い月「イウェカ」、青い月「ラデカ」が浮かんでいる
 ウルラ大陸とイリア大陸は現実の北アイルランド・スコットランド北部がモチーフになっている
 
エリンの先住民族(トゥアハ・デ・ダナン)
 「トゥアハ・デ・ダナン」を祖先に持つ現ウルラ大陸の住人
 要は現在ウルラ大陸に住むNPCのこと
 彼ら住人自体を「トゥアハ・デ・ダナン」と呼ぶこともある
 彼らの時間の流れはミレシアンの時間の流れと異なり、ミレシアンから見ると彼らは年を取らないように見える
 
ドルイド
 豊かな知識を持つ高位魔法士のこと
 元は古代ケルト民族が信仰した宗教神官・教師・語り部など知恵者の総称
 


G1 女神降臨

舞台

ウルラ大陸  最初の舞台となる大陸
 ラテン語でフクロウの意 現実における北アイルランドがモチーフ
 首都はタラ、エイリフ王国によって治められている

 現在のウルラ大陸は平和ではない
 ポウォール(魔族)と呼ばれるモンスターが虎視眈々とウルラ大陸を狙い続け、
 平和だった草原や街はポウォールに操られ凶暴化した動物たちで溢れている
 そして薄暗いダンジョンに封印されたポウォールたちは次々と封印を解き放ち、
 再びこの世に現れて戦争を起こす陰謀を企んでいるという

ティルコネイル  始まりの村
 ウルラ大陸北方の高地に位置するのどかな寒村 住人も素朴な人々である
 首長は村長のダンカン 何故かエリンではここにしかない旅館が存在する
 村を横切る形でアデリア川が流れており、釣りや水を汲むことができる

 ティルコネイルの北には極寒のシドスネッターがあり、一年中雪で覆われている
 その更に北にはモオン山脈がある

ダンバートン  2番目の街
 ウルラ大陸の東端にある商業都市
 北にはティルコネイル、南にはバンホール、西にイメンマハ、東にカブ港と、東西南北の交通の要所となっている
 元々は兵士たちの拠点だったらしく、街は高い城壁で囲まれている
 最近、街の外の農耕地ではネズミが発生して問題になっている

 利便性などの点からプレイヤーにとっての拠点になりやすい街

バンホール  3番目の村
 ウルラ大陸南東にある鉱山の村
 ウルラ大陸一の優秀な鍛冶職人の住む村でもある
 かつては鉱石の一大産地として活気があったが、ポウォールの出現や聖堂の火災事故、若者の流出などもあり、
 現在では寂れた印象の残る村となっている
 


旧G1 改G1

プロローグ〜女神の夢〜
聞こえますか?・・・
私の声が聞こえてますか・・・
大切なお願いがあります・・・
・・・こちらの世界へ来てください
ティルナノイが・・・
破壊されようとしています・・・

雪だるまの秘密
 ・ダンカン
 ティルコネイルの村長
 エリンを訪れる旅人にエリンでの生活のアドバイスなどをしてくれる
 弓の名手であり剣の腕も達人級
 かつては広く名の知られた高名な戦士で、第二次モイトゥラ戦争にも参戦していた

 ダンカンから「シドスネッターの雪だるまの中からイヤリングを探し出して欲しい」と頼まれる

 シドスネッターの「雪だるまの墓」には沢山の雪だるまが乱立している
 その中に一つだけ「歯の数が異なる雪だるま」が隠れている
 ミレシアンはその雪だるまを叩いて「失くしたイヤリング」を手に入れる

 イヤリングをダンカンに渡すと、これはある人に頼まれたものだと明かされる
 シドスネッターへの道中には妙な建造物があり、それを見た記念に雪だるまを作り、誤って失くしてしまったとのこと

 建造物は魔法によって他の場所へと繋がっているらしい
 封印によって簡単に入ることはできないが、その先では家族を失ったドルイドが悲しさのあまりクマになって隠居しているという

 なんでもそのクマはマナハーブを集めているらしい
 「もしクマと出会えたらマナハーブをプレゼントするのも悪くないだろう」とダンカンに助言される

クマにマナハーブを渡す  日中のシドスネッターを訪問するとクマに出会える
 クマに数本のマナハーブを渡すと、クマは雪の上に「タルラーク」という文字を書いた

ダンカンと会話する  「タルラーク」の名を聞いたダンカンは「消えた三戦士」の一人だと教えてくれた

 ・消えた三戦士
 昔、「黒い翼の女神」を救出し「ティルナノイ」を降臨させるため、彼の地へ旅立った三人の冒険者達がいた
 しかし彼らは誰一人として戻って来ることはなかった
 後に人々は彼らを「消えた三戦士」と呼ぶようになった
 「タルラーク」は「消えた三戦士」のうちの一人
 彼らが消息を絶ってから時が経ち、既に彼らの話は昔話や伝説の類となっている

消えた三戦士の話
 ・タルラークのロケット
 ダンバートン学校のスチュアートが渡してくれるロケット タルラークの遺品らしい
 中には金髪の少年と清楚な女性が描かれた肖像画が入っている
 スチュアートが言うには、金髪の少年がタルラークで、隣に佇んでいるのがタルラークの姉らしい

 このロケットは「メモリアルアイテム」だという
 これをダンジョンの祭壇に捧げると、ロケットに刻まれた持ち主の過去を体験することができる

 ミレシアンは「タルラークのロケット」を使用してタルラークの記憶を垣間見た
 

 マリーはルエリ、タルラークと共にアルビダンジョンを訪れていた
 学校でレイナルド先生から”ダンジョンに行く授業”を出されたからだ
 マリー「ティルコネイル出身者は男も女もみんな強いから大丈夫!」
 タルラークが言うには、この授業の目的は”仲間を探す方法を教えること”だという

 道中、キャンプファイヤーを焚いて休憩する三人
 ルエリはダンジョンの蜘蛛の多さと大きさに驚いていた
 ルエリが何年か前に訪れたティルコネイルは静かな田舎だった
 しかし今では動物が凶暴になりオオカミも増えているらしい
 タルラークはこのことがダンジョンの蜘蛛やポウォールとも関係があるのではと推測した
 
 マリーはティルコネイル出身者だが、記憶を失っていて過去のティルコネイルを思い出すことができない
 タルラークによると、おそらくドルイドの魔法によって封印されているらしい
 悪事に使う魔法ではないため、心配する必要はないとのこと
 タルラークの先生も同じようなことができたらしい

 タルラークは姉を魔族に殺された過去を持つ
 そのことでタルラークはたまに記憶を消したいときがあるという
 今ではルエリと一緒にティルナノイを探し続けている


 この日の前夜、ルエリの夢に黒い羽根の美しい女神が現れたらしい
 そして「何かが起こっている 私のところへ来て下さい 世の中が危機に陥る」と告げたという
 これを聞いたタルラークは、ティルナノイの女神の力に何か問題が起きたのでは、と推測した
 
 ダンジョンとは元々魔族世界からエリンを保護する装置
 ダンジョンはティルナノイにいる女神の力で迷路となっていた
 しかしこれほど魔族が沢山現れるようになったということは、女神の力に問題が起きたのでは…
 ルエリの夢は本当に女神のメッセージなのかもしれない、タルラークはそう結論付けた
 
 女神に選ばれたルエリは「ティルナノイに行く理由ができた」と喜び、
 マリーもまた「女神に記憶を取り戻してもらえるかもしれない」と、タルラークを手伝うことを決めた
 こうしてルエリ、マリー、タルラークのティルナノイ探しの旅が始まった
 
 ・ルエリ
 赤髪の青年、明るく飾り気のない性格 19歳
 大きな片手剣を愛用する剣士
 夢に現れた女神が切欠でティルナノイを目指す旅が始まる
 
 
 ・マリー
 ティルコネイル出身の少女、かなりおてんばな性格 10歳
 ルエリのことをよくからかっている
 お爺さんからもらった弓を使用する弓使い、見かけによらずかなりの実力者
 原因は不明だが記憶を失っている、記憶を取り戻すため二人と共にティルナノイを目指す
 
 
 ・タルラーク
 ドルイドの青年、表面上は穏やかで優しい性格 19歳
 ドルイドがよく着るマフラーローブを着用している
 姉を魔族に殺された過去を持ち、それが切欠でティルナノイを探している
 ドルイドの先生がいるらしい

 生前、ティルナノイ降臨の秘密を握っているとされる女神の救出を一生の目標としていた
 


 ダンカンに話を聞くと、女神についてはメイブン司祭に聞くべきだと言われた

シドスネッターの夜 女神の話

永遠の地ティルナノイ
褐色魔族通行証 魔族のメダル獲得
司祭の証明
タルラークのメガネケース ラビダンジョンRP
タルラークの頼み
マウラスのメモリアルダンジョン
復讐の書 第2巻
復讐の書 第3巻
死の三人の戦士メモリアルダンジョン
女神の頼み
シラとマウラスのメモリアルダンジョン
クリステルの願い
開かれるあの世への通路
4色の玉ダンジョン 黒い玉
女神救出 メインストリームシナリオクリア

旧G2 改G2

旧G3 改G3